青梅市東青梅
スズメバチがいた切り株の近くを登ろうとすると、左手のヒノキの林の床で鳩位の鳥が飛び出してきた わたしの行動に驚いたらしい 其の侭少しずつ歩いて、わたしの様子を窺っていた
はじめ、キジバトかと思ったが、それにしては少しスマートだ アカハラではないかと思って、目を凝らすと、羽にまだら模様がある どうやらトラツグミであるらしい
冬には市街地などにも下りてくるということは知っていたが、こんな至近距離で見られるとは以外だった しかも家から200bくらいしか離れていない
トラツグミといえば、島根ではよく鳴き声を聞いたものだったが、まったく姿は見られなかった
反対に声をまったく聞いたことが無い青梅で姿が見られるとは・・・(姿を見たのは下関で冬場、望遠鏡でチラッと見た以来だ)
トラツグミは自分の模様が、背景に解けやすいというのを知っているらしく、しばらく餌探しをした後、わたしの気配を感じるや否やまったく動かなくなってしまい、逃げたものと思ったわたしの意表をついて、突如飛んでいってしまった おかげでちゃんとした写真を撮り損ねてしまった いまいましいー
普通のツグミ類はこうまでではないだろう
俗に鵺(ぬえ)ともいう
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