島根県益田市
コアシが消えていくあたりを総なめに捜してみた
そうこうしている内に一〜二頭のコアシが巣に戻ろうと、
倒された草の間を入ったり出たりしていた
丹念にその一頭を追っていくと何とか生きた巣に行き着くことができた
どうやらここのコアシは主に叢に隠れるように傾立している
古い枯茎に営巣しているようだ
オープンな場所に堂々と営巣している多摩のコアシとは偉い違いである
恐らくこれは競合関係にあるキボシと棲み分けを行っているためだろうと思う
多摩のキボシは局地的で、数が少なく明らかにコアシのほうが優勢だが、
こちらはオープンな場所にはキボシが所狭しと巣を構えている
数もさることながら体も大きめなキボシに
遠慮せざるを得ないのではなかろうか?
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