青梅日記

 

青梅日記

 

ススキのひとつ目人形

美濃郡美都町


いつの間にやら中学2年になってしまった しかし精神は小学校のままである 部活遣りたくない....(毎日地獄だ)

学校の書架にあった矢島亮著の『街の自然観観察』を発見して以来、この本の虜になった 特に“ススキのミミズク”と“カラスウリのちょうちん”に嵌り、ススキの人形は毎年作っていた(カラスウリの実は、中3の秋まで未発見) この本がこの頃の地獄時代のせめてもの慰めだった

この日を最後に母親の扉ダンスは常に鍵が掛かっていて、開けることが出来なくなってしまった 証拠もないのに盗みの嫌疑を掛けられてしまったからである(他のきょうだいの仕業に違いないのに!) 酷い親である